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この中で紹介した本の「スポーツペアレンティング」のことを少し書いていきます。
スポーツ大国アメリカでは、日常的に使われる言葉だそうです。
わたしは、この本の存在で初めて知りました。
意味は、“子どものスポーツ場面にまつわる子育てスタイルと親の子供への関わり方“。
要するに、親と子ども、または家族で成長していくことだとわたしは捉えました。
この本を読んでも、やはりそういった内容で書かれており、「三人寄れば文殊の知恵」とでも言いましょうか、ハーバードメディカルスクール助教授で臨床心理士のお二人とボート競技の元オリンピック選手で書かれています。
そして、翻訳している方もスポーツに関する本などを出版・翻訳してる女性二人なので、わかりやすく納得させられます。
攻撃的な親の話ではありません。
ただ、アメリカでの例がほとんどなので、ピンとこない場面も多い人はいると思います。
わたしは、アメリカのスポーツが好きで、アメリカの考え方のようなものが好きなので、スッと入り込みました。
とはいえ、伝えたいことは三つだけ。
1、子どものことを知る
2、自分(親自身)のことを知る
3、スポーツ環境のことを知る
これだけです。
それを、さまざまな症例をもとに解説している本です。
例えば…、
・幼少期(1歳〜5歳)
子どもが練習に行きたがらないケース
・学童期(6歳〜12歳)
コーチである親に萎縮するケース
・青年期(13歳〜18歳)
初めての挫折で引きこもってしまうケース
・若年成人期(20歳前後)
家族の問題とコーチの叱責にストレスを感じてるケース
などなど、年代別に問題に取り組んでいます。
子どもにスポーツをさせたいと思っているなら、ぜひ一度読んでみてください!と言いたいところですが、最後のQ&Aまで含めて462ページあり、なかなかの厚さと重さなので、本を読む習慣がないならオススメできません。
本を持つ手が疲れてしまいます。
でも、子どものために…と思うなら、読むべきです。
と、完全に本の紹介になってしまいましたが、言いたいのは先ほどの三つです。
知ってるようで知らないのが子どものことだし、自分を見つめ直す時間がない人なら自分のこともよくわかってないと思います。そんなわからないだらけでスポーツをさせたいと思っていても、どうしたらいいのか頭を悩ませます。
さらに、どこかでスポーツを始めたとしても、そこの指導法や取り組みが我が子に合っているのかもわからないと思います。
周囲の人の中で、それらを熟知していてアドバイスをもらっても、それが正しいのか、自分の子どもに合うのかも判断できません。
ですので、どんなスポーツをやらせたいとか、どこでやらせたいのかを考える前に、子どものことや自分自身(親)のことを知るべきです。
それと同時に、どんなスポーツが合うのか知りたいと思いませんか?
この本にも書いてあるし、わたしも以前このブログの中で書いていますが、小さい頃から一つの競技に絞ってしまうのはもったいないです。
色々やらせてみて合う合わないが見えてくると思うし、子どもが楽しむ姿や夢中になる様子から合うものが見えてくると思います。
そこで、頭の片隅に置いておいて欲しいのが、遺伝子検査です。
簡単な検査でどんな競技に合うのかがわかってしまうそうです。わたしが試したわけではないのでその正確さはわかりませんが、海外のスポーツ分野では遺伝子が主流になりつつあるそうです。
どこの国のどんな地域で生まれたか!?
どんな血を受け継いでいるのか!?
気になる人物を見つけたら、上の二つのことを調べてやるべき競技を薦めるそうです。
あの陸上界のヒーロー、ウサイン・ボルト氏も子どもの頃はクリケットのスター選手になることを夢見ていたそうです。
まぁ、あそこまでになれる選手は特に貴重な存在だと思いますが…
このように、やりたいことと合うことが必ず一致するとは限らないので、色々な競技をやらせながらも、合う競技を見極めることも大事だと思います。
その一つが遺伝子検査です。
ただ、健康のためとか、精神力を鍛えるためとか、成長の手助けでの運動やスポーツであればここまでする必要もありません。
楽しく運動やスポーツをしてもらいましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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