紙の雑誌を愛する者が取った驚きの行動とは!?「騙し絵の牙」

小説

勝手に映画化読書シリーズ第13弾。

今回の作品は、塩田武士さんの「騙し絵の牙」。

ではいつものように簡単なあらすじから始めます。

騙し絵の牙

あらすじ

月刊誌「トリニティ」の編集長を務める速水。

彼は、人一倍コミュニケーション能力が高く、誰よりも紙の雑誌を愛する人間だった。

 

そんな彼が雑誌廃刊の噂を耳にする。

上層部からの圧力に加え、新人の連載、大物小説家への連載、パチンコ業界への参入など問題だらけの毎日…

なんとか自慢のコミュニケーション能力でそれぞれの解決方法を見出していくが、最終的に彼の取った行動は誰もが予期せぬ驚きの決断だった!

 

しかし、その速水の行動に違和感を覚える人間がいて、彼の”過去”を調べ始めるが、そこにはとんでもない事実が隠されていた。

速水とは一体何者なのか!?

感想

これはスゴイ。

著者である塩田武士さんが、本の表紙にある俳優の大泉洋さんを主人公にすることから物語を作り始めたようですが、これは罠でした。

何となく大泉洋さんを知ってる人なら必ず騙されます。

そういった意味も含めて”スゴイ”!

塩田武士

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に著者の紹介をします。

塩田 武士(しおた たけし、1979年4月21日 – )は、日本の小説家。兵庫県尼崎市生まれ。

報徳学園高等学校、関西学院大学社会学部卒業。

姉は、関西地区を中心に活動する放送タレントの塩田えみ。

  • 大学1年の19歳の時に藤原伊織の『テロリストのパラソル』を読み、作家を志して創作活動を開始。新人賞に応募し続けるも12年間は芽が出なかったが、大学卒業後に入社した神戸新聞社での将棋担当記者としての取材経験を活かし、2010年、プロ棋士を目指す無職の男を新聞記者の視点で描いた『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞を受賞。全選考委員が最初の投票でマルをつけ満場一致での受賞となった。
  • 2011年、同作で作家デビュー。第23回将棋ペンクラブ大賞(文芸部門)を受賞した。
  • 2012年に神戸新聞社を退社し、専業作家となる。
  • 2016年、グリコ・森永事件を題材のモチーフとした『罪の声』で第7回山田風太郎賞受賞。同作は2016年版の「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、2017年版の「このミステリーがすごい!」で第7位、第38回吉川英治文学新人賞候補に選ばれた。
  • 2018年、『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞受賞。

※ウィキペディアより引用

12年間新人賞に応募し続けても芽が出なかったのに諦めないで挑んだことで開花した。

 

素晴らしいことだし、見習うべきこと。

小説に限らず、どんなことにも当てはまること。

諦めない!

主な作品

今回の内容の作品。映画も公開予定。

グリコ・森永事件をモチーフとして描かれた作品。
2020年10月に映画も公開されました。

塩田武士デビュー作。
2019年2月にテレビドラマ化もされました。

映画化

騙し絵の牙

監督:吉田大八

脚本:楠野一郎、吉田大八

出演:大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、他

 

速水の過去とは!?
なぜ雑誌を愛するのか!?
最後の最後まで見逃せない!

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