健康本14冊目
今回紹介する本は、以前紹介した近藤誠さんの「医者に殺されない47の心得」の続編、「クスリに殺されない47の心得」です。
「医者に殺されない47の心得」の紹介を貼っておきますが、簡単な内容しか書いていません。なぜなら、お手元に置くことをオススメしたいからです。

同様に、今回紹介する「クスリに殺されない47の心得」もお手元に置くことをオススメしたい内容になっています。
簡単な紹介になりますが、共感できる部分は多いはずです。
健康になるには、バランスの良い食事・適度な運動・充分な睡眠です。
この基本の部分を思い出させてくれる1冊です。
ぜひ、自分の体と向き合う機会にしていただきたいと思います。
クスリに殺されない47の心得
簡単な内容
- 無農薬野菜にはこだわるのに、自分のからだはどっぷりクスリ漬け。
- クスリの9割に病気を治す力はなく、症状をうやむやにするだけ。
- クスリには副作用があり、年ともにからだに毒が溜まりやすくなる。
などなどクスリに良いところはありません。これでもクスリを飲み続けますか!?
ただひとつ良いところといえば、その場の痛みや不快感を取り除けることです。が、一時的なものです。根本の原因を取り除かないとまた不調が襲ってきます。
その度にクスリに頼りますか?
毒を溜め込みますか?
心得が47もあるのでここでは全ては書きれませんがいくつか紹介します。
心得
(心得の後の数字は、本書の中の数字をそのまま使っています)
心得1:医者に近づかなきゃクスリに殺されない
これは冒頭にも書いた、「医者に殺されない47の心得」の内容にもなりますが、医者にかからなければクスリの処方はないのでクスリは飲まなくて済みます。
ただ、薬局などでも買えるのでどうしてもの時は頼りがちですが、効き目は明らかに落ちます。
クスリの区分として、大きく二つに分かれます。
医療用医薬品と一般用医薬品です。
この、医療用医薬品は処方箋がないと買えないもので、一般用医薬品は薬局やドラッグストアで買えるものです。
一般用医薬品もその中で4つに別れており、要指導医薬品・第1類医薬品・第2類医薬品・第3
類医薬品です。(要指導から数字が大きくなる程に副作用のリスクも少なくなりますが、その分効き目も落ちます)
それに、要指導医薬品と第1類医薬品は薬剤師の指導が必要なので誰でも簡単にというわけにはいきません。
効果がどこまで期待できるかわからないもの、副作用の危険性があるもの、をわざわざ飲みますか?
心得2:クスリをに飲むなら「命がけ」
かつて日本薬剤師会の会長が退任される際にこんなことを言っていたそうです。
- 患者よ、クスリを捨てなさい
- クスリは毒である。飲んでも病気は治らない
- 病気はクスリでつくられる
組織の中で、言いたいことも言えず苦しんでいたのでしょうね!?
心得4:こんな副作用が出たら病院へ!
医師から処方されたクスリの内容を知ることができます。
検索すると恐ろしい内容が見られます。1万4000以上のクスリの効能・副作用・注意点がまとめられています。
例えば、アムロジピンOD錠という降圧剤について調べてみると、作用と効果や用法用量のあとに、
生活上の注意
・血圧が下がることにより、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、車の運転や高い所で の作業、危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。
主な副作用
ほてり(熱感、顔面潮紅など)、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、動悸、浮腫、発疹、 かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症、多形紅斑、血管炎、血管浮腫(まぶた・口唇の腫れ、呼吸困難)、連用によ り歯肉肥厚などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してく ださい。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
・出血しやすい(歯ぐきからの出血や鼻血など)、出血が止まりにくい、皮下出血 [血小板減少]
・のどの痛み、発熱、頭痛 [白血球減少]
・徐脈、めまい、失神 [房室ブロック]
と書かれています。太字の部分は、検索結果と実際に処方箋からクスリを買ったときのクスリの説明書きで重複している部分です。
太字以外が検索で得た情報で明らかに情報量が違うのがわかりますね。
心得4として書きましたが、心得3では実は”医者は副作用を、ちゃんと教えない”と書かれているのです。
ただ、クスリの副作用を知った方がためになると思ったので、心得4として書きました。
こういった感じで、47の心得が書かれています。
ただ、クスリが必要なケースが2点ある。
- 心筋梗塞などの、命に関わる症状がある場合
- そのクスリを飲んだことで明らかに健康状態が良くなった場合
こういったケースは、この本の内容が当てはまらないのであなたのからだをしっかり把握してください。
当然、危険因子だけを書いているのではなく、こうすれば良いとか、著者が考える健康法も47の内に入っているので、1冊通して読むと健康生活に直結すると思います。
否定本
ここで紹介したような、いわゆる”医療否定本”が出回るとそれらを否定する本も当然出回ります。
ですが、どちらが良いとは一言では言い切れません。
どちらも健康を目指しているからです。
考えが似てるような人、信用できそうな人を探し、その人の意見に耳を傾けることが大切です。
このブログ内でも、ただ健康に関する本や健康のことを考えることが好きな素人ではありますが、わたしなりの考えも下記に書いているので興味のある方はのぞいてみてください。

まとめ
生活習慣を見直して健康を手にするのか、医師との会話で健康になるのかは、人それぞれです。あなたに合った方法が見つかればそれでいいのです。
特に、あっちが良いとか、こっちの方が良いとかは決めなくていいのです。
あっちの意見を聞いて、こっちの意見を聞いて、色んな情報の中からあなたらしい健康法を確立していくのです。
わたし自身は、健康に関する本を色々読んだ中で近藤誠さんの考えがしっくりくるので、家に置いてちょっと気になることがあった時などに読んでます。
あなたにもお気に入りの1冊が見つかりますように…
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