※画像と内容の場所は関係ありません。
むかしの話に至る娘とのやりとり…
娘が19歳の頃(5年くらい前)は娘が母親と暮らしていたので離れ離れ。
ただ、連絡は多少取り合っていたので全く音信不通というわけではなかった。
その娘は、芸能界に興味があり、歌も上手いので一人で東京に行きバイトしながら小さなライブハウスで歌を唄っていた。
ゆくゆくは、歌で芸能界に入るか、タレントとして芸能界に入るか考えていたらしい。
でも、慣れない土地で住むところもそのバイト先が安く提供してくれていたので労働時間も長く、しかもライブや練習などが重なって体を壊してしまった。バイト中に倒れたらしい。
さらに、母親の口車に乗って給与が振り込まれる口座のキャッシュカードや通帳・印鑑などを管理されていたようで、医者にかかったお金も払えず精神的に追い込まれてしまったらしい!?
そこで、わたしに連絡が来た。
「お金貨して」と…
この時に全ての事情を初めて聞いて怒りが込み上げてきた!
幸い体は大事には至らず、数日休んでバイトには復帰したようだけど、実は地元に帰るきっかけとなる出来事だった!?
連絡を受けた翌日に東京に行ったのですが、娘がバイトなのは分かっていたけどそのバイト先に行ってご主人などに挨拶しようと思っていたのですが、ちょっと簡単に入れるところではなさそうだったので断念。
そのまま、娘がかかった病院に行き精算を済ませ、娘の部屋の郵便ポストに書き置きを残して帰ってきた。
そこから、頻繁に連絡を取るようになり、わたしが東京に行けない時は現金書留を送ったり、時間を見つけて東京まで会いに行っていました。
ちょっと前置きが長くなりましたが、その東京での娘との待ち合わせが今回の内容です。
それは、頻繁に連絡を取るようになってから、わたしが元AKBの川栄李奈さんの「あずみ」という舞台を観に行く話をしたら、娘も”行きたい!”と言い出してしまった。
(なぜ川栄さんなのか、なぜ一人で舞台を観に行こうとしたのかはここでは割愛します。川栄さんいついてはまた改めて書けたらいいなぁと思ってます。)
チケットは一枚しか取っていないし、人気の舞台だったらしくわたしが行く日は完売していた。
どうしよう…
他の日だとわたしが東京に行けないし、チケットの空きもほとんど無いし…
でも、神様っているんだなぁと思いました。
わたしの行こうとしていた日と他二日間くらいが、追加でチケットが発売になった!
すごい!
興奮しました。
ただ、席が指定できないので別々の席になってしまうのですが、同じ舞台を観ることができるのです。
チケットが取れたことを娘に連絡し、当日待ち合わせをすることにしたのです。
そして、田舎者のわたしを救ってくれたのが時代だったのです。
何時くらいの電車に乗るということと、待ち合わせ場所の駅だけ決めて、いざ東京に出発!
そして待ち合わせの駅に到着。
娘はどこ??
駅から外に出たけど、いつまで待っても娘は現れない…
確かに出口は合ってるし、出てすぐのところにいるのに出会えない…
そして、救世主が現れたのです。現れたというか、鳴ったのです。
そうです、スマホです!
娘=ルーシー
わたし=チャーリー

今どこにいるの?

出口付近にいるけど、まだ着かないの?

えっ!?出口にいるけど…

…

今何が見える?

出口から見たら、交差点の角に靴屋が見える。

…

あ〜、その靴屋の前にいるよ。

今そっちに行くけど、横断歩道を渡れば見えるかも。

見えた(泣)
まぁ実際は泣いてないですけど、それくらいホッとしました。
駅の事情がよく分からず出口を細かく決められなかったので、交差点の反対側でお互い待っていたのです。
お気づきですか?
今の時代は迷子にならないんです!
きちんと出会えるんです。
(生き方が多様化してきているので、人生の迷子になってしまうことはあるかも知れませんが…)
本当に便利な時代になりました。
歩きスマホや自転車や車の運転中のスマホが問題になり、スマホに対して良いイメージは無いけれど、使い方さえ間違わなければこんな便利なアイテムはない!
わからないことでも検索すればすぐに答えが出るし、お財布にもなるし、道案内もしてくれる、そして迷子にならない。
30年以上前にスマホがあればわたしも友だちと逸れずにすんだけど、逸れたからこそこういった良い思い出・笑い話にもなるのでそれはそれで楽しい。
デジタルの時代だからといってそれだけに捉われず、デジタルもアナログもいいとこ取りで楽しい人生を送りたいものです。
次回は、三部作の最終章。
わたしの父親の夢・願い編です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント
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