やっと
ようやく
ついに
買った。
というか、読んだ。
わたしは、読書が好きで良く本を読むのですが、それこそここ何年も前から読みたいと思っていた本をずっとスルーしていた。
本は基本的にはBOOKOFFで買うことが多いのですが、年に何度かあるBOOKOFFのセール週間でも買わずにいた。
しかし、あるYouTubeチャンネルで、何度も何度も、良い!面白い!どんでん返しが…みたいに紹介されていたので、ついに買ってきて読んだ。
もちろん、BOOKOFFで。
その本とは、
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫 新潮文庫) [ 道尾 秀介 ] 価格:825円 |
まぁ20年以上も前の作品だし、人気もある作品なので、ご存知の方も多いと思います。
ざっと紹介しますと、
著者:道尾秀介さん。
初版発行:2005年
2009年度の最も売れた本となっている作品。
その内容は、
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕はミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
(本の裏表紙より)
感想としては、やっぱり面白かった!
ただ…
色んな情報が頭に入ってきていたこと、どんでん返しが…って散々聞いてしまったこと。
これらによって、面白さが半減してしまった!?
読後の衝撃はあまりなかった。
多分、そこまでの情報がなければ衝撃的な作品になったと思うけど、ちょっと残念。
詳しい内容はここでは控えますが、乾くるみさんの「イニシエーションラブ」とか、歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」などは、あまり情報がないまま読んだ作品で、本当に衝撃的にでした。
そして、読み直しました。
それくらいの衝撃を期待してしまったので、少し物足りなさを感じてしまいました。
映画でも、全米NO.1とか、全米が泣いたとか、〇〇賞受賞とか聞くと観たくなります。
でも、全部が面白いとは限りません。
これは、好みの問題もあるかもしれませんが、最初のハードルの高さにも問題があると思います。
集客のためには少し大袈裟なくらいに宣伝しないといけないのはわかるのですが…
とはいえ映画は、役者さんの演技だったり、効果音や挿入歌によって感情が揺さぶられるので、ストーリーや結末以外でも楽しめる要素がたくさんある。
一方本は、文章を楽しむか、ストーリーを楽しむか、結末を楽しむかしかないので、ミステリー作品のようにストーリーと結末を重要視するような内容だと、ある程度結末が読めてしまうと面白さも半減してしまう!?
なので本を選ぶときは、なるべく情報を入れないで読もうと思いました。
あくまでもわたしなりの考えで、わたしなりの楽しみ方ですのでご了承ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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