ドライブ・マイ・カー。”普通ではない”日常に潜む怖さ!?

小説

勝手に映画化読書シリーズ第8弾。

今回は、村上春樹さん原作の「ドライブ・マイ・カー」。

ですが、ドライブ・マイ・カーで本を探しても見つかりません。

”女のいない男たち”という短編集の中のひとつです。

今回は映画化について書いているのですが、原作に興味のある方は”女のいない男たち”で探してください。

では、いつものように簡単なあらすじから。

ドライブ・マイ・カー

あらすじ

先ほども言いましたが短編なので、あらすじと言ってもほぼ内容になってしまいそうなのでさわりだけ。

舞台俳優の家福が、専属の運転手を探している。

その候補として紹介されたのが、女性ドライバーの渡利みさきだった。

妻との離婚・女性ドライバーへの偏見から快い紹介ではなかったが、物は試しということでテストしてみたら、今までの自分の考えを覆すほどのハンドルさばき、さらに余計なことは喋らない気軽さを持ち合わせていて、すぐさま契約することになった。

そして、彼女との”ドライブ”の心地良さからつい過去を振り返ってしまう…

短編集

この物語の他にも5編の作品が収録されており、そのどれもが女性に去られた男や女性が去ろうとしている男の胸の内を描いた作品になっている。

東京の田園調布出身でありながら完璧な関西弁で話す男とその彼女を描いた「イエスタディ」

独身主義者の整形外科医の男が、一人の女に狂ってしまう「独立器官」

女の話術が聞きたいだけに性交渉する男を描いた「シェエラザード」

離婚歴のあるバー経営者の男が、常連客の男により人生を見つめ直す機会を与えられる「木野」

不倫している女の夫から、彼女が死んだと電話で知らされ混乱する男を描いた、この本のタイトルにもなっている「女のいない男たち」

以上、6編の短編集。

感想

淡々と流れる”普通ではない”日常がちょっとしたことで崩れる怖さを感じた。

悪いことをしていることは分かっていて、辞めなければいけないと思っていても辞められない…。そこに辞めるチャンスが訪れても後悔しか生まれない。

それで本当の意味での”普通”が戻ってきたとしても、もやは普通が受け入れられない。

人間の怖さ。

正直、村上春樹さんの作品を好んで読んでいるわけではないのでうまく表現できませんが、日常!?という感じしかしなかった。

ただ、その日常に潜む怖さを感じることはできた。

過去に村上作品は2作品読んだことがあるのですが、わたしにはハマらなかった。

わたしは、読書の他に映画もよく観るので、今回の映画化に伴いあまり手にしない村上作品を手に取ってみた。

読書という点では、気持ちに進展はなかったが映画は観てみようと思う。

村上春樹

みなさんはよくご存知だと思いますが、簡単に紹介します。

1949年1月12日 生まれの、日本の小説家、文学翻訳家。

京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。

早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開く。

1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。

1987年発表の『ノルウェイの森』は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きる。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』、『海辺のカフカ』、『1Q84』などがある。

日本国外でも人気が高く、柴田元幸は村上を現代アメリカでも大きな影響力をもつ作家の一人と評している。

2006年、フランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、以後日本の作家の中でノーベル文学賞の最有力候補と見なされている。 精力的に、フィッツジェラルドやチャンドラー作品などを翻訳。また、随筆・紀行文・ノンフィクション等も多く出版している。

※ウィキペディアより引用

主な作品

わたしは、詳しくないのですがこの辺りが人気のようです。

映画化

ドライブ・マイ・カー

2021年夏頃公開予定

監督・脚本:濱口竜介

出演:西島秀俊・三浦透子・霧島れいか

以下詳細についてはまだ発表されていませんので、分かり次第追加していきます。

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