結婚に憧れる箱入り娘の”お嬢様”を待ち受ける幸せとは!?「あのこは貴族」

小説

勝手に映画化読書シリーズ第10段

今回の作品は、山内マリコさん原作の「あのこは貴族」。

山内マリコさんの作品は初めて読んだのですが、女性には人気がありそうな作品でした。

では、いつものように簡単なあらすじから。

あのこは貴族

あらすじ

”東京”しか知らない箱入り娘の華子は結婚を焦り彼氏にフラれてしまう…。

でも結婚を諦めることができない華子はお見合いから活路を見いだそうと次々と出会いを求めるがどれもイマイチ!?

そんなある日出会ったのが、弁護士の青木幸一郎。

付き合い始めると面白みのない女と言われていた華子だったが、幸一郎だけは違った。

しかし、幸一郎にはある女の影が…

華子に幸せは訪れるのか!?

何が幸せなのか!?

感想

はじめにも書きましたが、女性には共感できる部分は多いのではないでしょうか?

華子は俗にいう”お嬢様”で、東京以外のことについては全く知らない。

東京に限ったことではなく地方で育ったとしても、その地域から出たことがなければ生活階級は違うにしても同じ、井の中の蛙

よく例え話や体験談で、海外旅行をしたら人生変わったと聞きますが、海外にいかなくても日本でも北は北海道から南は九州や沖縄までそれぞれの文化は異なるから、旅行をするだけでも人生が変わり、今まで見えなかったものも見えてくる。

わたし

ほんの短期間ではありますが、栃木県を出て一応転勤という形で関西の方に住んだことがあるのですが、当時は離婚後のショックや諸々が重なり長く居続けることができませんでした。

一生をそこで過ごすつもりでは居たのですが2ヶ月くらいで舞い戻ってしまった。

その帰り道(車での移動中)、6時間くらい運転し続けて道路標識に”足利”の文字を見たときに込み上げてくるものがありました。

一人暮らしも長かったのでホームシックではないと思うので、このとき初めて地元が好きなんだと気付かされました。

そういう意味では、仕事はうまく行きませんでしたが、この地方への転勤は良い経験になったと思います。

過去の仕事で出張も多く経験していて、冬の北海道に6ヶ月、東京の新宿に1ヶ月、その他2・3日から1週間くらいの出張は数えきれないのですが、その土地の人と出会い会話をするとやはり言葉や考え方が違うので新鮮な思いと知らない世界を知れたという喜びがありました。

ですから、地元の土地の当たり前と世間の当たり前が違うということを理解しながら過ごせています。

わたしのことはさておいて、簡単に作者の紹介をしたいと思います。

山内マリコ

1980年11月20日 生まれの、日本の小説家、エッセイスト。

富山県富山市出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業後、京都府でライター活動をしていたが、25歳の時に仕事を辞めて上京。

上京から約1年半後の2008年、短編「十六歳はセックスの齢」で第7回R-18文学賞・読者賞を受賞。

2012年、受賞から4年を費やし、同作を含む短編集『ここは退屈迎えに来て』を幻冬舎より刊行。

『ここは退屈迎えに来て』をはじめ故郷富山をモデルとした地方都市の閉塞感をテーマとした作品が多かったが、地方都市の商店街の再生をテーマとした『メガネと放蕩娘』のように、故郷に好意的な作品も増えてきている。

※ウィキペディアより引用

主な作品

あくまでも映画化される作品を読んで感想を書いているだけなので、他の作品については読んでいません。ですので内容に触れることもしないので、興味を持った方はリンクから飛んで内容を確認してください。

映画化

あのこは貴族

監督・脚本:岨手由貴子

出演:門脇麦、水原希子、高良健吾ほか

 

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